資格取得が最近、大変流行していますが、現在日本には3000種以上の資格・検定試験があるといわれています。この資格を認定する機関や団体で分類すると、国家資格、公的資格、民間資格の3種類に分けることができます。
資格取得のうち、とにかく難関で取得しにくいと思われがちなのが国家資格です。たしかに司法試験など超難関試験もありますが、養成機関として認定を受けている学校の全課程を修了すれば資格を取得できるという保育士や栄養士などの国家資格もあります。国家資格のうち、国の行政機関が実施する試験は司法試験、医師国家試験、公認会計士試験、一級建築士試験、土木施工管理技師試験などがです。地方自治体が実施する試験は、二級建築士、看護師試験、歯科技工士試験など。国・地方自治体指定の団体が実施する試験には、中小企業診断士試験、造園施工管理技師試験、土木施工管理技士試験などがあります。
資格取得のうち、人気があるのが公的資格です。民間資格と対比して国家資格を含む資格を公的資格と呼ぶこともありますが、ここでは諸団体が試験を行い、省庁が認定するものを差します。歴史もあり、権威もあるものの一つが英語の検定にあります。その他には漢字能力の検定試験、簿記能力の検定試験などがあり、大変流行しています。特に近年では漢字能力の検定試験が趣味として人気であり、毎年200万人以上が受験しています。
資格取得を考える際、現在はその信頼性や権威や将来性という視点でみた時、正に玉石混淆なのが民間資格です。民間資格は、法律の制限や規制の範囲外に位置し、諸団体や機関が行い認定しています。IT関連資格などでも、有力IT企業が実力を証明するという、いわゆるベンダー系認定資格などは、その信頼性や将来性の点で申し分なく、高い評価を得ている資格です。
資格取得を考える際には、その資格の信憑性や将来性、実利があるかどうかなど、しっかりと検討する必要があります。趣味による資格取得は別として、キャリアアップ、独立のために、自分にとって本当に必要で、効果的な資格を選ぶべきなのです。その分野に求められている能力についてきちんと調べてから資格取得を目指すのが賢明なのです。