資格取得のあれこれ

資格取得は、現在大変流行しています。21世紀は学習と自己実現の時代といわれているからではないでしょうか。産業構造、社会構造が著しく変化しているなかで、個々人もこれまでの常識を塗り替えなければ新しいステージを切り開くことができないからです。その不測の時代にあっては、自分が頼り、あくまで自分で活路を見つけだすという心構えが必要となってきます。

資格取得には、就職や転職、独立やボランティア、第二の人生の生きがい、趣味などさまざまな理由で目指されています。まず趣味という点に着目してみます。日本では近年、人生80年時代を迎え、リタイア後の第二の人生をいかに豊かに、充実したものにするかが重要な問題になってきています。資格取得をすると、その成功体験がさらに次の資格取得の際の大きな動機付けになり、資格取得マニアになる人もいるのです。それとは別に、退職後に新たに福祉の道でもうひと頑張りしたい人にとっても、資格さえあれば比較的容易に転進がはかれるのです。

資格取得がより効果を発揮するのは転職の際ではないでしょうか。現在、企業が最も欲しがっているのが25歳から35歳までの専門能力を持った人材です。転職を希望する際には、スキルアップをはかることが、収入アップの方法になるのです。また、転職せずとも、資格取得は企業内でのキャリアアップにも役に立ちます。高度な専門性を持った人材を内部で育成しようとする意識の強い企業が多くあります。

資格取得により、現在の仕事の専門性を社内に認めてもらい、昇進の機会を狙ったり、希望する他部門に移動できる社内転職の可能性を探ることもできます。資格取得者に対して、奨学金や、資格手当てを支給している企業も多く、即実利的な効用を享受することもできるのです。

資格取得により、正規社員を目指しやすくなるというメリットがあります。現在は現実には正社員への門は狭くなる一方です。この門をなんとかして開けるためにも資格取得が必要となってくるのです。この時代に強力な武器となりえるのが資格です。企業が採用にあたって最も期待する点は1位が専門的な知識や技能。2位がプロとしての仕事に対する意欲。3位が職務に必要な資格です。